ダイエットにおすすめの漢方薬の選び方

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ダイエットの漢方薬についてのご紹介

「ダイエットに漢方薬がいい」と聞いたことはありませんか?
薬局でも「お腹の脂肪が気になる方に」や「太り気味の方に」というパッケージの漢方薬がいくつも置いてあります。

しかし、種類が多くてどれを選べばいいか迷いますよね。
今回の記事では漢方のダイエットの考え方と肥満症に使う漢方薬の選び方についてご紹介します。

漢方薬とダイエット

厚生労働省によると、肥満とは「体重が多いだけではなく、体脂肪が過剰に蓄積した状態」です。
漢方の考え方では、肥満は体の中にある「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の滞りやバランスの崩れがある状態と考えます。

簡単なイメージですが「気」はエネルギー、「血」は血液、「水」は体液のことを指します。

  • 「気」は主にストレスがかかると滞ります。イライラや落ち込みなど感情の変化が大きくなったり、肩がこったり、お腹が張ったりします。
  • 「血」の滞りは、主に女性にみられるもので、ストレス・冷えなどが原因で起こります。
  • 「水」が滞るとむくみや下痢になりやすいです。またお酒をたくさん飲む人は「水」が滞りやすくなります。
  • 漢方では体のどこに滞りがあるかを見極め、体に合ったを使うことで「代謝が上がり」「太りにくい体質を作っていく」ことを目指します。

    「肥満症」に使う漢方薬の体質別の選び方

    効果・効能に「肥満症」の記載がある漢方薬は3種類です。それぞれの特長をご紹介します。

    ①防風通聖散

    クラシエ防風通聖散エキス顆粒の効能・効果は以下の表記です。

    「体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、肥満症」

    お通じを改善する生薬を配合していますので、下痢気味の方には使いません。
    また体力がある方向けの漢方薬ですので、虚弱体質の方は注意が必要です。

    防風通聖散が合う方は味付けの濃い食事を好む傾向にあることが多いようです。
    濃い食事が続くと胃腸が熱をおびます。
    胃腸の熱は食欲を旺盛にするのでついつい食べ過ぎてしまい、体重が増えてしまいます。

    防風通聖散はお通じを出しながら、胃腸の熱を冷ますので食欲が落ち着くことが期待されます。
    体の中の熱を冷まし、「気・血・水」のめぐりをバランスよく整える漢方薬です。

    防風通聖散は今回ご紹介する漢方薬の中で最も多くの商品が販売されていて、最もメジャーな漢方薬の一つです。

    メーカーごとの比較・おすすめの商品をお探しの方は成分・価格比較をしているこちらをご参照ください。

    ②大柴胡湯

    大柴胡湯を配合する小林製薬のビスラットゴールドEXの効能・効果は以下の通りです
    「体力が充実して、脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向があるものの次の諸症:肥満症、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘、胃炎、神経症」

    日ごろからストレスが強い方、そしてストレスがかかると過食してしまう方、リバウンドの経験が多い方向けの漢方薬です。
    「気・血・水」の中では特に「気」のめぐりを整える漢方薬です。
    防風通聖散と同様、下痢気味の方や体力のない方には作用が強すぎて体調不良を起こす可能性があるので、注意が必要です。

    ③防己黄耆湯

    クラシエ防己黄耆湯エキス顆粒の効能・効果は以下の通りです。
    「体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの次の諸症:肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)」

    特に下半身のむくみが気になる方に向いています。「気・血・水」の中では特に「水」のめぐりを整える漢方薬です。
    代謝がおちて、エネルギーを作ることができないため疲れやすくなり、体から力が抜けた(たるんだ)状態になります。体のバランスを整えることで代謝を上げ、元気な状態に立て直していく漢方薬です。

    効能・効果に「肥満症はない」漢方薬の紹介

    効能・効果に「肥満症」の記載はありませんが、体の調子を整えることで代謝を上げ、結果的にダイエットを助ける漢方薬をいくつか紹介します。

    当帰芍薬散

    貧血気味で冷えがあり、顔や足のむくみが気になる方

    加味逍遙散

    ストレスが多い方、ひどい便秘ではないため大柴胡湯が使いづらい方

    桂枝茯苓丸

    のぼせがあり、血流が悪く顔が黒っぽい方

    八味地黄丸

    トイレが近い、高齢で太りやすくなってきた方、体がすごく冷えている方

    漢方薬を飲む際の注意点

    防風通聖散、大柴胡湯は下痢気味の方、体力の少ない方は服用を控えましょう。
    いずれの漢方薬も用法・用量を守って服用することが大切です。

    また、漢方薬も副作用が起こることがあります。
    服用前、服用中に少しでも不安がある場合は薬剤師や登録販売者に相談するようにしてください。

    今回の記事で紹介した漢方薬は一例です。
    このほかにも漢方薬はたくさんの種類がありますので、飲んでいて効果を感じにくい場合は専門家に相談するのもおすすめです。

    漢方薬は十分な効果が出るまでに時間がかかるので、効果が出るのか出ないのかよくわからないことも多いと思いますので、専門家の意見は参考になると思います。

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