ケナログA口腔用軟膏の販売中止
全然把握していなかったのですが、およそ1年前に口内炎によく効くケナログA口腔用軟膏が販売中止されていました。
病院で処方されるケナログも販売中止されたようで、もう使えないようです。
好んで使われる方も多かったので紹介できなくなってしまったのは残念です。
今回はケナログA口腔用軟膏と同じ成分を含む代わりの塗り薬を紹介します。
ケナログA口腔用軟膏とは
ケナログA口腔用軟膏はトリアムシノロンアセトニドという炎症を抑える成分を配合していて、アフタ性口内炎(白くて少し陥没したような形の口内炎)に使う塗り薬です。
ずっと昔は病院で処方されるのみで市販されていませんでしたが、10年くらい前に市販薬として登場しました。
口内炎に直接塗ると患部を保護する効果があり、刺激を和らぐので口内炎になりやすい方から人気があった薬です。
最近は貼り薬のタイプや他の塗り薬もいくつか販売されていました。
ケナログA口腔用軟膏の代用品について
ケナログA口腔用軟膏の代用品については下記のようなものがあります。
①オルテクサー口腔用軟膏
最も一般的なものはオルテクサー口腔用軟膏というもので、同じ名前の医薬品が病院でも処方されています。
有効成分トリアムシノロンアセトニドがケナログA口腔用軟膏と同量含まれていて、同様の効果が期待できる塗り薬です。
パッケージが複数種類あって、中でも最近SNSなどで少し話題になっていたのですが、マツキヨのオリジナルブランド商品としても発売されています。
同じメーカーの同じ名前の医薬品なので、多分中身も同じでパッケージだけ違っていると思います。
②口内炎軟膏大正クイックケア
大正製薬から販売されている口内炎用の軟膏です。
口内炎軟膏大正クイックケアと口内炎軟膏大正Aがあり、口内炎軟膏大正クイックケアはケナログA口腔用軟膏と同じ成分ですが、
口内炎軟膏大正Aは有効成分が異なりもっと効果がマイルドになるのでご注意ください。
有効成分が異なる口内炎軟膏大正Aの画像はこちらです。
ぱっと見似ているのでご注意ください。
③トラフル軟膏PROクイック
こちらは第一三共ヘルスケアから販売されている口内炎治療薬「トラフル」シリーズの軟膏です。
②の口内炎軟膏大正と同じく二種類の軟膏があり、「トラフル軟膏PROクイック」がケナログA口腔用軟膏と同じ成分になります。
普通の「トラフル軟膏」はもっとマイルドな効果の塗り薬になります。
④アフタガード
アフタッチという口内炎治療の貼り薬を販売しているサトウ製薬の塗り薬です。
どれがおすすめか
今回ご紹介した塗り薬はいずれも同じ成分なので効果に関して大きな違いはないはずです。
そのうえでよく医療用でもよく使われていて、ネットで多くヒットするオルテクサー口腔用軟膏は値段も安く手始めに使いやすい薬だと思います。
悩んでいる方はオルテクサー口腔用軟膏を使っていただければよいかと思います。
オルテクサー口腔用軟膏
また価格の点では口内炎軟膏大正クイックケアもおすすめですが、口内炎軟膏大正Aとパッケージが似ているのが困ったところです。
購入する際は間違えないようにご注意ください。
口内炎軟膏大正クイックケア
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