頭皮湿疹の治療薬とケア用品の新商品の紹介

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頭皮湿疹の治療薬・頭皮ケア用品の新商品がいくつか発売されました

以前から頭皮湿疹用の薬としてムヒHDがありましたが最近ムヒHDmという低刺激タイプの商品も発売されました。
またメディクイックから発売されていた、メディクイックHはスポンジヘッドでより広い範囲に塗れる商品も発売されています。

ケア用品についてはメディクイックしっとりローションが発売されています。

今回はこれらの新商品の特徴と既存のものとの違い・使い分けについてご紹介します。

新商品ムヒHDmの特徴

ムヒHDはメントール配合で爽やかな使い心地が特徴の塗り薬でしたが、肌トラブルがひどい場合は刺激が強く、しみることがありました。

また、ローションでは伸びを良くするためや、有効成分をきちんと液体に溶かすためにエタノールが配合されることが多く、ムヒHDにもエタノールが配合されていますが、このエタノールも肌が弱い方にとっては刺激となることがあります。

今回発売されたムヒHDmはムヒHDと比較してメントールの配合量が少なく、エタノールをまったく使用していないため、より肌に負担が少ない作りになっています。
したがって小さいお子様や敏感肌の方、肌を掻き壊した方も使用していただけるのが特徴です。


ムヒHDm (広告)

メディクイックH GOLD スポンジヘッド

メディクイックHも頭皮湿疹用のシリーズですが、こちらのシリーズは容器の種類に注目しているようです。
メディクイックHはメディクイックH GOLDというブランド名で、先の細いダイレクト容器と先が少し広いスポンジヘッド容器のものがあります。

髪の毛が密集した狭い範囲を塗る場合はダイレクト容器、少し広い範囲の痒み・炎症が気になる場合はダイレクト容器が良いと思います。

また以前はメディクイックHスプレーという商品もありましたが、人気がなかったのかいつの間にかなくなっていました。

メディクイックH (広告)

頭皮ケア用メディクイックしっとりローションについて

以前にこちらの記事でキュレルブランドの頭皮保湿ローションを紹介していましたが、メディクイックブランドからも似た用途のメディクイックしっとりローションが発売されました。

メディクイックしっとりローションはさっぱりとした使用感と塗り広げやすさが特徴の保湿ローションです。
キュレルよりも若干値段が安いので、試しやすいと思います。

メディクイックしっとりローション (広告)

頭皮湿疹の治療薬とケア用品の使い分けについて

痒みの症状がしばらく続いていたり、頭皮が赤くなっている場合、まずはステロイドを含む頭皮湿疹用のムヒHDやメディクイックH GOLDを使っていただくとよいと思います。有効成分は下記のようにあまり違いがなく、どちらを使っても効果に大きく差はないので、容器の種類と使用感が判断基準になると思います。

肌が刺激を感じやすかったり、エタノールですぐに荒れる方は低刺激のムヒHDm、広い範囲にさっぱりと使用したい場合はメディクイックH GOLDのスポンジヘッドを使用するとよいと思います。

ただ、容器の形や使用感の違いはどちらも一長一短ですし、季節や環境でどちらが良いかは変わるので、まずはどれかを使って症状を抑えるというざっくりした選び方でよいと思います。

品名 メディクイックHゴールド
(スポンジヘッド)
メディクイックHゴールド
(ダイレクト容器)
ムヒHD ムヒHDm
画像 メディクイックHGOLDスポンジヘッド メディクイックHGOLDダイレクト ムヒHD ムヒHDm
金額(Amazon2018/5/19時点) 50mL 1,566円 30mL 1,268円 30mL 1,334円 30mL 1,334円
有効成分
(1mL中)
プレドニゾロン吉草酸エステル
酢酸エステル
(ステロイド)
1.5mg 1.5mg 1.5mg 1.5mg
グリチルレチン酸 10mg 10mg
ジフェンヒドラミン塩酸塩 10mg 10mg
クロタミトン 50mg 50mg
アラントイン 2mg 2mg 2mg 2mg
イソプロピル
メチルフェノール
1.5mg 1.5mg 1mg 1mg
l-メントール 35mg 35mg 35mg 10mg
パンテノール
(プロビタミンB5)
10mg 10mg

症状がある程度落ち着いていても、もともと肌が荒れやすい方は日常的にしっとりローションなどを用いて保湿しておくと肌が荒れにくく、痒みやふけが出てくるのを抑えやすいと思われます。

キュレルは低刺激タイプ、メディクイックしっとりローションはスーッとした刺激が特徴です。
キュレルの方が肌に優しい感じはしますが、私個人的な意見ではメディクイックしっとりローションの方が塗り心地が好きです。

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