頭のかゆみ(頭皮湿疹)におすすめの市販薬と日常のケアについて

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頭皮が荒れるとフケが目立つ

寒くなると肌が荒れやすくなってきます。
頭の皮膚(頭皮)も例外ではなく、頭皮が荒れてくると頭がかゆくなったりフケが目立ってきてかなり不衛生に見えてしまいます。

今回は頭皮のかゆみ・フケに効果が出る市販薬と日常のケアについてご紹介します。

頭皮の荒れは頭皮湿疹が疑われる

冬の寒い季節に頭皮が荒れて痒みが生じる場合、頭皮湿疹が疑われます。

もちろん可能性としては他の病気もありますが、頭皮湿疹の可能性が高いのでまずは頭皮湿疹を想定して対処していただいてよいのではないかと思います。

頭皮湿疹用の塗り薬の特徴

頭皮以外の湿疹の場合、ステロイドなどの抗炎症成分の入った軟膏・クリームを使うのが一般的だと思いますが頭皮の場合、軟膏・クリームなどは髪の毛にからまってきちんと肌に届きません。

頭皮湿疹にはサラサラで髪の毛にくっつきにくいローションタイプのステロイド剤が使用されます。

頭皮湿疹に効果のある市販薬

①メディクイックH GOLD

ロート製薬から発売されている頭皮湿疹用のローションです。
炎症を鎮めるステロイドの他、かゆみ止めと組織修復成分が配合されています。

メディクイックH GOLDはスポンジタイプと普通に塗るタイプの2種類があり、使用部位・使い方によって選ぶことができます。

その他、有効成分が若干少ないですが、広い範囲に塗るときに使いやすいスプレータイプのメディクイックHスプレーもあります。
またシャンプーやローションなど日常的なケアに使用できる商品のラインナップもあります。


メディクイックH (広告)

②ムヒHD

虫刺されでおなじみのムヒの中で頭皮湿疹の改善用として作られた医薬品です。
有効成分はメディクイックHと同じく抗炎症成分のステロイドとかゆみ止め・組織修復成分・殺菌成分が配合されています。

ムヒHD (広告)

頭皮湿疹のケアに使われる市販薬の比較表

有効成分・価格の違いは以下のようになります。メディクイックH GOLDとムヒHDに関してはほぼ同じ成分となっていて、効果に大きな違いはなく、また値段もあまり差がありません。

メディクイックHスプレーは若干値段が高く、成分が少ないのがネックになると思います。

品名 メディクイックHゴールド メディクイックHスプレー ムヒHD
画像 メディクイックHGOLD メディクイックHスプレー ムヒHD
金額(Amazon2017/11/10時点) 30mL 888円 30mL 1,198円 30mL 891円
有効成分 プレドニゾロン吉草酸エステル
酢酸エステル
(ステロイド)
1.5mg 1.5mg 1.5mg
グリチルレチン酸 10mg
ジフェンヒドラミン塩酸塩 10mg
クロタミトン 50mg 50mg
アラントイン 2mg 2mg
イソプロピル
メチルフェノール
1.5mg 1mg 1mg
l-メントール 35mg 10mg 35mg
パンテノール
(プロビタミンB5)
10mg

頭皮湿疹の医薬品を使用する際の注意点

今回紹介した頭皮湿疹用の薬はいずれもかゆみ・フケ・赤みなどがひどい場合に一時的に使う医薬品で、長期使用するタイプの薬ではありません。
おおよそ1週間から最大でも2週間程度の使用を目安として、症状が良くならなければ病院で診察を受けてください。

また、頭皮湿疹は症状が落ち着いたからといって何もケアしなければまた症状がぶり返すことが多いようです。
日常的なケアとしては保湿ローションと専用のシャンプーがおすすめです。

日常的な頭皮のケアにおすすめの商品の紹介

私も元々肌が弱く日常的に頭皮ケアのローションとシャンプーを使用しています。

私が使用している保湿ローションと専用シャンプーは以下のものです。
いずれも手軽に使えるのが特徴でこれからケア用品を使ってみようと検討されている方におすすめです。

①キュレル 頭皮保湿ローション

花王から販売されている乾燥性敏感肌用のブランド「キュレル」の頭皮保湿用のローションです。

先端が細くなった容器に入っていて、髪の毛につかずに頭皮に塗れるようになっています。
少し価格は高いですが、伸びが良く使用感がとても良いので継続して使いやすいです。

キュレル 頭皮保湿ローション (広告)

②メディクイックH 頭皮のメディカルシャンプー

メディクイックシリーズの頭皮が敏感な方用のシャンプーです。
トリートメント不要で手軽に使えるのが特徴です。

メディクイックH 頭皮のメディカルシャンプー (広告)

肌あれは体質的なものがかなり影響します。
根気強く日常のケアをすることで症状を感じにくくなるので、ケアを怠らないようにしましょう。

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