種類が豊富なキューピーコーワシリーズ
前回アリナミンシリーズの違いについて商品を紹介しましたが、今回は似た用途で使われるビタミン剤のキューピーコーワシリーズの紹介をします。
キューピーコーワのシリーズはアリナミンシリーズと比べてさらにバリエーションが豊富です。
バリエーションが多いですが、その分それぞれの商品の用途がはっきりと分かれているものが多いので使い分けはしやすいと思います。
2022/4/13:リニューアルで一部記事修正しました
キューピーコーワゴールドαプラスがリニューアルされキューピーコーワゴールドαプレミアムが新発売されました。
またキューピーコーワコンドロイザーもリニューアルされてキューピーコーワコンドロイザーαとなって販売開始されています。
この記事も最新の情報に合わせて内容修正しております。
キューピーコーワシリーズの成分の違いと価格
キューピーコーワシリーズのそれぞれの商品のラインナップは以下の表のようになっています。
それぞれの薬についての特徴を順に紹介していきます。
疲労回復・疲れにキューピーコーワゴールドα・ゴールドαプレミアム・ゴールドA
成分が重複しているので色々な効果が出ますが、キューピーコーワゴールドα・ゴールドαプレミアム・ゴールドAはいずれも体全体の疲労回復をメインの効能として作られている医薬品です。
キューピーコーワの他のシリーズとの大きな違いはカフェインを配合していることで、眠気覚ましに効果的です。
その代わりに夜に飲むと寝つきが悪くなる可能性があります。
ゴールドAのみ医薬品ではないので、効果としてはゴールドα・ゴールドαプレミアムよりも弱いと思われます。
しかし医薬品ではないので、逆に薬局・ドラッグストアだけでなくコンビニなどでも購入できるのがメリットです。
キューピーコーワゴールドA
ゴールドαプレミアムはゴールドαと比べて生薬の成分が二つ多く入っている代わりに、他の成分が一つ少なくなっています。
おそらく疲労回復に高い効果が出ると思われますが、他の成分はほぼ全く変わらないので実感があるほどの違いは出ないかもしれません。
値段はほぼ差がなく、大容量のものを購入するならむしろキューピーコーワゴールドαプレミアムの方が安くなりますので、
迷っている場合はキューピーコーワゴールドαプレミアムを使っていただくとよいと思います。
キューピーコーワゴールドαプレミアム
キューピーコーワゴールドα
眼精疲労、関節痛・筋肉痛に効果的なキューピーコーワiプラス
スマホやパソコンが普及した現代においては、おそらくキューピーコーワシリーズの中で最もよく使われる薬だと思います。
眼精疲労や・肩こり・同じ姿勢を続けることによる腰痛など幅広い効果が出ます。
以前はキューピーコーワiという商品が販売されていましたが、リニューアルされてキューピーコーワiプラスになりました。
筋肉のコリをほぐすヘプロニカートという成分が追加になり、より高い効果が期待できます。
キューピーコーワiプラス
腰痛への効果が高いキューピーコーワコシテクター
血流を改善する成分と体の中でエネルギーになる成分が入っていて、腰痛に高い効果がでるように作られている医薬品です。
1日3回服用することと、用途が腰痛メインでかつ値段もかなり高くなっているので飲む人が限られるかもしれませんが、鎮痛剤などの対症療法ではなく腰痛の原因を取り除くのでおすすめです。
キューピーコーワコシテクター
膝の痛みに効果が高いキューピーコーワコンドロイザーα
膝の痛みは季節に影響を受けやすく、体の水分の流れが悪くなることで痛みが出ることが知られています。
キューピーコーワコンドロイザーαは水の流れを良くする生薬「ボウイ」と関節のクッション成分のコンドロイチンを含んでいて膝の痛みに対して高い効果が出ます。
値段は最も高くなりますが腰痛にも高い効果が期待できますので、腰と膝の両方が痛いという方はコンドロイザーを使ってみるとよいと思います。
以前はキューピーコーワコンドロイザーという商品でしたがリニューアルされ「α」がつきました。
成分の違いとしてコンドロイチンの含量が多くなり、ビタミンB12がより効果の高いものになりました。
代わりにビタミンB1が減量され、ビタミンEが配合されなくなったことから効果が高くなったとアピールするというよりも膝関節などの痛みにフォーカスしたブランド戦略の気もします。
キューピーコーワコンドロイザーα
キューピーコーワシリーズの副作用・服用時の注意について
もともと体に強く影響及ぼす成分は入っていないので、副作用のことはあまり心配しなくても大丈夫だと思います。
まれに湿疹が出たり、お腹が緩くなったりすることがあるようです。
もし薬を飲んでいて、これらの症状や、他に体調変化が生じた場合は専門家にご相談ください。
またある程度長く飲んでも問題のある成分ではありませんが、1か月くらい服用していて効果を感じないようなら、中止して医師・薬剤師・医薬品登録販売者に相談してください。
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