生理痛におすすめの市販薬

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生理痛は大変

私は男なので正直よくわからないことも多いですが、症状が重い人にとって生理痛はかなり大変らしいです。

基本生理は毎月訪れることもあり、日常生活への支障も大きいとよく聞きます。
今回は生理痛に使用できる市販の薬を紹介します。

一般的な生理痛への対応は鎮痛剤の服用

基本的に生理痛への対応は痛みがあるときに鎮痛剤を服用するという対症療法が多いようです。

生理痛の痛みが何週間にも渡って続くことは少ないため、鎮痛剤の長期服用による副作用(胃腸への負担など)もそんなに心配しなくてもよいと思います。
なので、効果が鎮痛剤で効果がきちんと見られている場合はとりあえず現状維持でもよいと言うのが一般的な考え方です。

最もよく使われる市販の鎮痛剤のロキソニンSは購入者の6割だったか8割が女性らしく、そのうちの半分弱くらいが生理痛で使用されているようです。

その他に、生理痛や生理不順には漢方薬もよく用いられます。
比較的即効性があって生理痛を和らげる目的で使用されるものや、ある程度長い期間服用して体調を整え、生理の時の痛みや体の不調を改善する目的で用いられるものもあります。

生理痛におすすめの市販薬

①ロキソニンS・ロキソプロフェン

生理痛だけでなく、頭痛・歯痛・関節痛など色々な痛みに対して高い効果が期待できる優れた鎮痛剤です。
メーカーにあまりこだわりがなければ、皇漢堂薬品から出ているロキソプロフェン錠「クニヒロ」は有効成分が同じで値段が安いのでおすすめです。


ロキソニンS (広告)

ロキソプロフェン (広告)

②エルペインコーワ

市販で唯一の生理痛専用の鎮痛剤です。

イブなどに含まれる鎮痛成分イブプロフェン・子宮の過度な収縮を和らげるブチルスコポラミンの2種類の成分が配合されていて、鎮痛成分単体で効果が感じにくい方に対して優れた効果を発揮する市販薬です。

生理痛専用薬ということで他の用途で使用できない点や、人によっては稀に喉の渇きを感じたり、便秘気味になったりすることがあるので、最初に選択する薬ではないと思いますが、色々な薬を試して効果がなかった方は使ってみても良いと思います。

生理痛の中でも、ズシンと重い腰の痛み・お腹の緩さを伴う生理痛に効果が出やすいようです。

エルペインコーワ (広告)

③芍薬甘草湯・芍薬甘草附子湯

漢方薬の中で、筋肉の緊張を和らげる芍薬甘草湯は生理痛にも効果を発揮します。
子宮の過剰な収縮を抑えることで生理痛を和らげるようです。

芍薬甘草湯 (広告)

附子が追加された芍薬甘草附子湯は体を温める働きがプラスされていて、冷え症で寒いときに痛みが余計にひどくなる体質の方におすすめの薬です。

芍薬甘草附子湯は芍薬甘草湯と比較して少しマイナーな薬で種類が少ないですが、市販では三和生薬とジェーピーエス(JPS)製薬からサンワロンYという名前で販売されています。

大容量タイプになりますが錠剤もあるので、粉薬が苦手な方も飲めると思います。

芍薬甘草附子湯 (広告)

市販の薬を服用する上での注意事項

①今回紹介した薬はいずれも症状を抑える「対症療法」です。

痛みを感じていなくても、それは痛みを抑える薬が働いているからであって、痛みの原因が解消されているわけではありません。
大きな病気が隠れている可能性もあるので、痛みが長く続くことがあれば婦人科を受診するようにしましょう。

②薬には副作用があります。

今回紹介した薬はいずれもよく使われる市販薬ですが、副作用がないわけではありません。
胃腸に負担がかかりやすかったり、便秘・下痢などお腹の調子が悪くなることがあります。

またその他に重大な副作用の前兆として湿疹が出たり、むくみが出たりすることも報告されています。
これらの症状が出た場合は大丈夫と自己判断せずに専門家に確認するようにしてください。

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