リアップシリーズの最上位品のリニューアル
先日リアップX5プラスローションがリニューアルされ、リアップX5プラスネオという商品名になりました。
今回はこのリアップX5プラスネオについて成分の特長を紹介するとともに、コストパフォーマンスに優れた発毛剤をご紹介します。
リアップX5プラスネオの特長
リアップX5のシリーズは発毛成分ミノキシジルを配合した壮年性脱毛症に効果のある医薬品で、ミノキシジルを認可されている最大濃度5%で配合し、優れた発毛効果を発揮します。
数年前に出た日本皮膚科学会の発表によると、ミノキシジルの5%配合の塗り薬は病院で処方されるフィナステリドという成分の飲み薬と合わせて、当時最も発毛効果がある成分として示されました。
今回リアップX5プラスネオは以前からあったリアップX5プラスローションに3種類の有効成分を追加したものです。
リアップX5プラスローションは発毛成分ミノキシジルの他、補助成分として3種類の成分が配合されており、リアップX5プラスネオはさらに3種類が追加となって合計7種類の有効成分が配合されています。
追加されている3成分はジフェンヒドラミン、グリチルレチン酸、ヒノキチオールというもので、いずれも肌の炎症を鎮めて調子を整える成分です。
私の推測ですが、おそらく発毛自体を促進する効果を期待しているのではなく、発毛を邪魔する炎症などを鎮め、ミノキシジルがより効果的に働く環境を整えるのが目的と思われます。
リアップX5のリニューアルは2回目
以前にリアップX5→リアップX5プラスローションにリニューアルされたことがありました。
当時のリアップX5は有効成分がミノキシジル1種類だったところ、補助成分が追加になりました。
今回のリアップX5プラスローション→リアップX5プラスネオにおいても同じく成分が追加になりより進化した発毛剤となっています。
また、一番最初のリアップX5はWeb限定版リアップとしてパッケージと販売形態が変更されて販売されているようです。
パッケージはゴールドからシルバーの色に変更されていて、販売は通常のドラッグストア・薬局ではなく、Amazonや楽天、Yahooなどの通販サイトに限定されて販売されています。
リアップX5プラスネオと他のミノキシジル配合発毛剤の比較
以前はミノキシジルを配合した塗り薬はリアップしかなかったのですが、ここ2-3年くらいでミノキシジルを5%配合している塗り薬が色々なメーカーから発売されました。
主な製品は下記の通りです。
発毛成分ミノキシジル以外の成分が配合されているのは、リアップX5プラスネオのみとなっています。
他のメーカーはミノキシジルのみの配合となっていて、その分価格を少し安くしているメーカーが多い印象です。
値段が高くてもとにかく効果が高い方が良いということならリアップX5プラスネオをおすすめしますし、とりあえず試してみるというのでしたら価格の安い他のメーカーの方が使いやすいと思います。
最低4か月、できれば6か月使用してからの効果判定なので、極力安い方が使いやすいと思います。
なお現在(2020/5/17)はリアップX5の旧商品リアップX5プラスローションと新商品のリアップX5プラスネオがネット上で混在しています。
購入する際は間違えないように注意しましょう。
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コストパフォーマンスに優れたミノキシジルを配合した発毛剤
私の個人的な感覚だとリアップX5プラスネオは入っている成分の割に少し価格が高い印象があります。
値段が高くてもかまわないという方はリアップX5プラスネオでも良いのですが、6か月使用するとなると価格の違いが大きいです。
あくまで個人の判断ですが安い成分を長くきちんとしようするのが良い気がします。
私としては市販薬の塗り薬を多く作っていてかつコストパフォーマンスに優れたミノグロウやリザレックコーワなどはおすすめです。
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ミノキシジル配合の発毛剤の使用上の注意点
ミノキシジルが効果を発揮するためには発毛のサイクルがある程度進まないとダメなようで、最低4か月、できれば6か月以上の使用が望ましいと言われています。
効果を感じないまま高い薬を使うのは心が折れそうになるかと思いますが継続使用して様子を見てください。
また、ミノキシジル配合の塗り薬を使用していて最も頻度の高い副作用は頭皮の荒れ、湿疹などの皮膚症状です。
使用していて痒みがある、赤みが出てきたなど気になる症状がある場合は専門家に相談しましょう。
その他ミノキシジルは元々血圧を下げる成分として開発された経緯があり、血圧に影響を与える可能性が指摘されています。
頻度は低いようですが薬を使用していてふらついたり、めまいなどの症状を感じることがあれば使用を中断して医師・薬剤師にご相談ください。
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