あかぎれ・ひび割れの塗り薬のリニューアルと新商品の紹介
今年は今のところまだ暖かく、幸い私は肌荒れも本格的にひどくはなっていませんが、そろそろ薬を使わないといけなくなってきました。
先日ドラッグストアに入ったところ、あかぎれ・ひび割れの商品がリニューアルされていたり、新商品が出ていたりしました。
今回はあかぎれ・ひび割れの薬の新商品・リニューアル商品について違いや特長をご紹介します。
ヒビケア軟膏やその類似商品について
あかぎれ・ひび割れについてよく使われる薬として認知されているのは池田模範堂から発売されているヒビケア軟膏のシリーズだと思いますが、他にも類似商品はいくつか販売されています。
今回はリニューアルされたケラチナミンコーワヒビエイドと新商品のヒビオノフェを比較してみます。
ヒビケア軟膏 | ヒビケアFT | ケラチナミンコーワ ヒビエイド | ヒビオノフェ | ||
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商品画像 | |||||
価格 Amazon 17/12/05時点 | 35g 1,665円 | 20g 1,445円 | 35g 1,880円 | 24g 972円 (マツキヨオンライン ストアの価格) | |
1gあたりの価格 | 約47.6円 | 約72.3円 | 約53.7円 | 約40.5円 | |
有効成分 100g中 | アラントイン | 0.2g | 0.2g | 2.0g | 0.2g |
パンテノール | 1.0g | 1.0g | 5.0g | – | |
トコフェロール 酢酸エステル | 0.2g | 2.0g | 2.0g | 2.0g | |
グリセリン | 40.0g | 40.0g | 40.0g | – | |
グリチルレチン酸 | – | – | 0.3g | 0.3g | |
ジフェンヒドラミン | 0.5g | 0.5g | – | 0.5g | |
ビタミンA油 | – | 0.5g (ビタミンAとして 500,000単位) | – | 0.5g (ビタミンAとして 500,000単位) | |
イソプロピル メチルフェノール | – | – | – | 0.1g |
ケラチナミンコーワヒビエイドはヒビケア軟膏とよく似た配合の塗り薬ですが、ビタミンEがより豊富に入っていて、肌の血行をよくする効果に優れている塗り薬です。
成分が豊富で効果が高いので私も愛用していますが、リニューアルで値段が少し上がってしまいました。
時間が経つとまた値段が下がると思いますが、その点が少し残念です。
ケラチナミンコーワヒビエイド (広告)
一方、新商品ヒビオノフェはマツキヨブランドで販売されていて、コストパフォーマンスに優れた塗り薬です。
保湿によく使われるグリセリンが配合されていませんが、ヒビケアFTにも配合されていて肌の代謝を助ける効果のあるビタミンAが配合されていて、固くなった角質を取り除くのに高い効果を発揮します。
使用感としては若干べたつきがあるものの、他の薬とそれほど大きく違いはないですし、価格も安いのでコスパが良くて使用しやすい塗り薬だと思います。
ヒビオノフェ (広告)
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塗る期間と使用時の注意事項について
あかぎれ・ひび割れに使用されるこれらの薬は、必ずしもステロイドの薬などのように塗る期間を少なく抑える必要がないのが大きなメリットです。
冬場によく手やかかとにあかぎれ・ひび割れができる方は通常の保湿クリームやハンドクリームで対処するよりも、あかぎれ・ひび割れ用の塗り薬をある程度長い期間使用した方が肌の調子も整いやすいと思います。
あと、よく乾燥から来る湿疹と混同される方も多いと思います。
水仕事などで肌が乾燥して痒みがひどい場合、あかぎれ・ひび割れの塗り薬は多少の効果は発揮しますが、必ずしも高い効果を発揮するわけではありません。
痒みの症状がある場合、まず痒み・炎症を抑えるためにステロイドの塗り薬を使用していただくのが良いと思います。
ステロイドの塗り薬についてはこちらの記事を参考にしてください。
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