あせも(汗疹)の薬

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あせも(汗疹)に使う塗り薬の紹介

春が過ぎて夏場になってくると気温・湿度が高くなり、肌が弱い方はあせも(汗疹)が気になると思います。

ドラッグストアではあせも(汗疹)の薬がたくさん販売されていますが、どの薬を選べばよいか困ることも多いと思います。
今回はあせも(汗疹)に使用する塗り薬の違いとおすすめの市販薬について紹介します。

あせも(汗疹)用の塗り薬の特徴

あせも(汗疹)用として販売されている塗り薬は、虫刺されや湿疹などの時に使われる塗り薬と同様にかゆみどめ・炎症を抑える成分を中心に配合されています。

その中であせも(汗疹)用の薬は、小さいお子様に使用することを前提に作られているものが多く、強い成分が入っていないのが特徴です。

強い成分が入っていないので、副作用の心配が少なく安心して使っていただけますが、大人に対してのかゆみ・炎症を抑える効果は若干弱い場合があります。

また、その他の汗疹の薬の特徴としては、全てではないですがあせも(汗疹)専用として販売されている塗り薬の中には汗を乾燥させる「酸化亜鉛」という成分が入っているものもあります。
この「酸化亜鉛」はあせも(汗疹)の時の不快感を取り除くのに効果的ですが、白い粉を塗ったように目立つというデメリットがあります。

「酸化亜鉛」を含むあせも(汗疹)の薬は以下のような希望の方におすすめだと思います。

  • ①ステロイドなどの比較的効果が強い成分は使いたくない
  • ②白くなって多少薬を塗っているのが目立っても構わない
  • ③あせも(汗疹)が汗をかくことで余計にかゆみが出る
  • ほとんどの場合、小さいお子様が対象になるのではないかと思います。
    私は大人の方のあせも(汗疹)に対してはかゆみの効果がしっかりと出る虫刺されの薬か湿疹の薬を案内しています。

    「酸化亜鉛」を含んでいないあせも(汗疹)の薬は湿疹・虫刺されなどの薬と変わらないので、私はあまりおすすめしません。
    (湿疹用や虫刺されの塗り薬の方が種類も多く、値段も安いものが多いからです。)

    あせも(汗疹)の時におすすめの塗り薬

    ①あせも(汗疹)専用の塗り薬(酸化亜鉛配合)

    あせも(汗疹)専用の塗り薬はいくつか種類があって、そこまで多くの違いはないですが一番よく使われているものは佐藤製薬のタクトホワイトです。ドラッグストアによっては「デオドランホワイト」という商品名で販売されている場合もあります。

    先ほど紹介したように強い成分が入っているわけではないですが、汗をしっかりと吸ってくれて、あせも(汗疹)の不快感を取り除くのに優れています。
    汗をかきやすく、肌が敏感な小さいお子様に特におすすめです。

    タクトホワイト

    ②塗っているのが目立たなくてしっかり効果が出る薬(湿疹・虫刺されと共通の塗り薬)

    ステロイドというかゆみ・炎症を抑える成分が入っていて、主に湿疹や虫刺されに使用されている薬はあせも(汗疹)に対しても高い効果が出ます。私がおすすめするのは化粧品で有名な資生堂薬品から発売されているエンクロン軟膏です。

    夏場なのでさっぱりとローションタイプやゲルのものを使用しても良いですが、より高い効果が出て、かつ肌に負担をかけにくいのは軟膏です。
    軟膏は少しべたつきますが持続時間が長いので、塗る回数が少なくまた刺激性も少ないのでおすすめです。

    広い範囲に塗るときは少し柔らかい作りのエンクロンクリームも良いと思います。

    エンクロン軟膏

    また、引っ掻いて傷になっているような場合は抗生物質も同時に配合されているような軟膏がおすすめです。

    抗生物質入りの軟膏としてはベトネベートN軟膏ASがよく使われます。

    ベトネベートN軟膏AS

    塗り薬を使うときの注意点

    ①「酸化亜鉛」が配合されているあせも(汗疹)の塗り薬について

    かゆみ・赤みを抑える効果は湿疹・虫刺されの薬と共通の成分もありますが、酸化亜鉛が汗を吸う性質を持っているため、冬の肌が乾燥する時期の湿疹には適さない場合があります。

    肌が敏感な方は虫刺され用・湿疹用とは別にあせも(汗疹)用の薬を用意して使い分けましょう。

    ②ステロイド使用時の注意点

    もともと優れた効果が出るステロイドですが、長期的に塗ることを想定して市販の塗り薬は作られていません。
    長く使う必要が生じた際は病院で診察を受けてください。

    (結局ステロイドを使う対応になる場合もありますが、原因を確認しておいた方が良いですし、専門の先生に薬のアドバイスを受けた方が良いです。)

    また、傷になっている部分はステロイドが適さない場合があります。
    使ってよいか判断に迷う場合は薬剤師か登録販売者に確認してください。

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