貧血に使用する漢方薬

スポンサーリンク

漢方薬を使用すると貧血に良い場合がある

以前貧血におすすめの市販薬・サプリメントで鉄剤を紹介したように、貧血に対してまず最初に使用するのは鉄剤ですが、一部の人には胃腸障害が出て気持ち悪くなったり、便秘・下痢を引き起こしたりすることがあります。

継続服用すると胃腸障害などの副作用は段々と症状が軽くなってくるはずですが、どうしても辛くて薬を飲めない方もいらっしゃるようです。
そこで今回は鉄剤が合わなかった人におすすめの貧血に効果がある漢方薬を紹介します。

貧血の症状は漢方では「血虚」と言う

漢方の考え方では体の中を巡っているものには「気・血・水」というものがあり、貧血の状態は体の中にある「血」が不足した「血虚」という状態ととらえます。

この「血」は単なる血液のことを指すだけではなく、血液の働きのことも指しています。

漢方薬での貧血の治療はこの血虚の状態を改善することに加えて、血虚が引き起こされる要因を取り除くことを目的としていて、もともとの体質、他の症状などにより色々な薬を使い分けます。

貧血に用いられる漢方薬

①当帰芍薬散

婦人科系で最もよく使われる漢方薬の一つです。
体力がなくて、冷え性で疲労しやすい方の貧血に効果がある薬です。
体の中の水分の流れも悪くなり、冷えの症状が強く出ている方によく効く効果のある漢方薬です。

婦人科系では生理不順や、月経後の貧血症状、腹痛などに対しても使用されるので、単純な貧血と合わせてこれらの症状が気になる方にまず試していただく漢方薬です。

当帰芍薬散

②十全大補湯

体の中の血の流れが悪く、また気力も不足した症状に対して、血の流れを良くすると同時に気力も充実させる漢方薬です。

全身の倦怠感が強く、疲労症状が強い方に対して使われる薬で、病後の貧血症状を改善するのにも使用されます。
虚弱体質などにも使用される薬で、とにかく体のだるさがひどい方におすすめです。

十全大補湯

③加味帰脾湯

貧血の症状に伴って、不眠・不安感などの精神症状や動機などの症状を感じやすい方におすすめの漢方薬です。
気力がなかったり、疲れやすいのに眠れない症状がひどいときに使われる薬です。

また出血しやすかったり、止まりにくかったりする体質の方に特に効果が発揮される薬です。

加味帰脾湯

漢方薬服用時の注意点

私も長い期間漢方薬を愛用していますが、漢方薬の薬の性質上、即効性がないものが多いです。
そのため効果を実感しにくく、自分の体質に合ったものを探すのは専門の先生でも難しいし、時間もかかります。

また市販の漢方薬は病院で処方してもらうものに比べて日数が少なく、長期間服用するとかなり価格が高くなります。

漢方薬を試してみたい方はまずは専門の先生に相談していただく方が安心でムダが少なく体質を改善できる気がします。
女性なら産婦人科の先生か漢方の専門の先生が良いと思います。

漢方薬は専門の知識が必要になり、先生によって知識にかなり差があります。
あまり漢方を知らなかったり、また漢方薬のことをよく思っていない医者もいるので、漢方薬を試したい方は事前に医院の口コミなどを確認しておく方が良いかもしれません。

コメント